省エネの道は躾から
身体のサイズや年齢が上の部下を扱うにはエネルギーがいる。
仕事の上では勿論頼りになる。
この点ではむしろ省エネできると言っていい。
しかし、感情面では省エネできない事が多くなる。
10も年上のオジサマに小言を言われるのと、年下の女の子に言われるのでは気分が違う。
そこを巧くコントロールしないといけないわけだけど、まぁ、これは、女子マネージャーだけの悩みではないし、モラルの上で動いている社会では、さして問題がない。
問題になるのは、好きになりすぎる場合。
対応するためのパワーが違う。
チワワが甘えて飛び付いてきたのを撫でるのと、セントバーナードに飛び付かれて撫でないといけないのでは、どちらがエネルギー使うか考えてみていただきたい。
私はハイジみたいなものだ。
「やめてーヨーゼフー」
そんな事を言っても止めてはくれない。
私の事を大好きなのは有難い。
しかし、ヨーゼフ。
私は君の身体を制御できるほどの力はないのだよ?
振り払わないからベロベロ舐めるんだって君は言うかもしれない。
ヨーゼフ、君はデカイんだよ。
私にそんな力があると思うかい?(´・ω・`)
先日、みんなで飲んだあとに
部下と二人きり電車を待っているとジャレてきたので大暴れしてしまった。
「もっと一緒にいたいんですっ」
「気持は有難いけど、ちゃんと電車で帰ってくださいっっ。」
腕を捕まれ動けない。
結局、電車がくるたび捕捉され、抵抗のかいなく終電を逃した…(´・ω・`)
改札を出てTaxiを拾おうとすると、また肩を捕まれてビルの入口の窪みにおいやられて、
「寒いでしょ?こうすればあったかいです」と言って抱きしめてくる。
ヨーゼフ、私はもう帰りたいんだよ…(´・ω・`)
振り払えって言われても、20センチ身長差あって、体重も20キロ以上差がある人に腕からガバっと捕まれたら無理でしょう?
男性でも想像つきますよね?
「よしよし、明日からもがんばれよ」と言うしかない(´・ω・`)
男子の後輩、部下からこんな甘えられかたをする事がチョイチョイある。
マジ、ハイジとヨーゼフ。
ヨーゼフには悪気はない、むしろ良かれと思ってやってるのだ。
日頃あまやかし過ぎていて躾ができていないのだ。
省エネの道は躾から。(´・ω・`)