ポストモダンが好きすぎて嫌い

全く意味がわからないタイトルですが
ポストモダンマーケティングとは、one to oneマーケティングを実現することです。」という断りがあった上で話を進められた企画会議がありまして、
まぁ、そのように断りをいれてもらって話を進められるのであれば、そのように聞くのですが、
私の考えではone to oneマーケティングは、ポストモダンマーケティングの必要条件でも何でもないと思っていますから、自分の考えと相反した用語定義で話しを進められると疲れるわけで・・・
他のメンバーの方も同感だったみたいで「何が言いたいの解り辛いので、結論から先言ってもらえますか??」っとなった。
しかし、プレゼンテータは考え方を共有したいので、続けさせていただきますと言った。
軽い拷問!(・∀・)
でも、まぁ、難しい言葉を使うと、どうしてもこうなるよね。
気持ちは解るし、、、応援するつもりで生暖かく見守りつつ・・・
one to oneっていうのは別に新しい考え方でも何でもなくて、DBマーケティングとか昔っから言ってたことだから、そのような分野で運用できてなかった穴をみつけて顧客DBを今の時代にあわせて作りますってことなんだろーなと理解をしつつ・・・

「すいません、DBを作るということまでは解りました。
 ツールの目的をもう一度おしえてください。」と質問をすると、
「one to oneマーケティングを実現することです」と言うので
「んーと・・・何を売るのですか?どの市場で。」と聞くと、
「それは決まっていない」という。
「何にでも対応するものを作りたい」という。
「そして、収支計画はこれです」と出てきた・・・。


最近の消費者の傾向が昔よりも複雑化していてマスも効かなくなってきてるからダイレクトマーケティングの方向に行くのは解るし、
one to oneマーケティングという言葉が出るのも理解できるんです。
ただ、今回解ったのは、あまりone to oneという言葉を出し過ぎると
単にゲシュタルト崩壊しているように見えてしまうということ。
特に、いままでの市場に対しての仕掛けだとね・・・。


この、幼年期の終わりに、ホモゲシュタルトを見いだす旅に出たい。
わくわくするわ。この時代。(ただのSF小説好き)

シオドア・スタージョンの「人間以上」と
アーサー C クラークの「幼年期の終わり」はおすすめ。
あ、ぜんぜん真面目に人の話(会議)をきいてないって?

ちゃんときいてますよ。(*´д`)y-゚゚゚