農業農業

BRUTUS (ブルータス) 2009年 2/15号 を美容院で読みながら思った。
美容院で片手間に読んだだけなので、よく読んだら印象が違うかもしれない。

佐藤可士和さんがトップ記事で農業はクリエイテヴだよーみたいな事を言ったりしていて、僕の最新作は白菜です!みたいな感じで、ブルータスらしい特集がくまれているわけですが、なんだろ、この落ち着かない感じは。

まぁ、ブルータスだから仕方ないというか、ブルータスっぽい書き方でいいんですけど。


私の周りのクリエイターにも農業をはじめよっかなーっなどと言う人は結構いて、たいていの場合は都市生活に疲れたから癒しを求めたりだとか、都市生活の貧しさに疲れて、豊かな田舎暮らしを夢見ての発言だったりする、どちらかというとクリエイティヴとはかけはなれた感覚のもの。
または、本当に環境問題や自給率なんかの社会問題に感化されての発言だったりとか、結構切実な想いが農業に向けられている印象。


そこで、休日農業的な金持ち道楽特集みたいなブルータスのあのアプローチが、今の時代の気分に合ったクリエイテヴになっているのかしら?と感じた。
農業を「アグリカルチャ」とか「ファーマ」だとか呼べばもっとみんな興味もつんじゃない?みたいな事を発言されていたけど、まぁ、そうなんだけど、解るんだけど・・・
なんか、もっと切実な感じなんだよね・・・私にとってアグリカルチャって。


まぁ、とりあえずナガオカケンメイさんとか憧れちゃうミーハーな私なわけで、もう少し、佐藤可士和さん、ナガオカケンメイさん、国分太一さんが取り上げられていたけれど、もう少し違う人選があったのではないかと批判してみる。
でも、これが時代の空気なのかな。


私のまわりが不景気でグダグダになっているだけなのかなぁ。(´・ω・`)